ScratchLiveを使っているけれども、
結局どのカートリッジが相性が良いのだろうか?
という疑問を解決したく、いろんなカートリッジで
ScratchLiveのセットアップ画面にある
スコープ波形をチェックしてみました。

このSCOPE波形がマルに近い形で大きいものが
ScratchLiveと相性が良いということで良いのか分かりませんが
コレが一番分かりやすいのではないかと思い、
人気の高いカートリッジで試してみました。
環境によってや、個体差で左右されることもあるので、
あまり鵜呑みにしないようにしてください。
環境的には、ターンテーブルはSTANTONのST.150
Phone出力で、直接SL-3に接続しています。
バイナルはもちろん新品。
SHUREでは、SHUREから。
M44-7 |

低価格ながら、以前はScratchLiveの推奨カートリッジに指定されていたこともあり、相性GOOD!
コストパフォーマンスを考えるとScratchLive用としてかなりGOODです。
M44-G |

ためしに、M44-Gも試してみましたが、コレはあえて選ぶべきではなさそうです。
SHUREでいくならM44-7でしょう!!
ortofonSeratoで使ったとき不具合の起こる率が高いのでも有名ですが、やはり大本命はオルトフォンでしょうか?
アームとの付け根の部分の接触不良が多いようなので、不具合が出たら一度はずしてきれいに拭いてみよう!
Serato専用のS-120やDVS用のDIGITRACKもありますが、どれが良いのだろうか!
PRO-S |

まずは、オルトフォンの中で一番安いカートリッジ。
そんなに期待してはいませんでしたが、SHUREのM44-Gにそっくりですね。
SCRATCH |

オルトフォンの中でユーザーが一番多いのではないかというのがコレ!
かなり良い波形なのではないでしょうか?
M44-7よりも小さいですが、きれいな形です。
Q-BERT |

スクラッチ用つながりで次はQ-BERTモデル。
出力がSCRATCHより大きいので、波形も大きくなりました。
バランスはSCRATCHとかなり似ています。
DJ-S |

次はコレ。DJ S
PRO SとQ-Bertモデルの中間くらいの波形のサイズです。
ここからは、ortofonのDVS専用カートリッジ!
S-120 |

Q-BERTモデルとかなり似た形になりました。
ScratchLive用ながら、不具合が多いといわれていましたが、結果は良い感じです。
Twinパックで、2本あったので、もう片方も試してみました

こっちの波形のほうが少し大きいですが、形は1個目のほうが良かったです。
あと、このカートリッジ針圧4gで試しましたが、10gくらいまであげれるので
針飛びなどには強いかもしれません。
DIGITRACK |

こちらも2個やってみました。

DVS用で、S-120よりも、ScratchLiveとの相性も良いという人もいるDIGITRACKですが
波形のサイズは中くらいでした。形はよさそうです。
BANANA |

NAGAOKA製のコンコルドカートリッジBANANA。
波形のサイズは最小クラス。
STANTON680.V3 |

音質に定評のある680.V3ですが、それほど良い感じでは無かったです。
GrooveMaster.V3 |

本当はTrackMaster.V3をチェックしたかったんですが、こっちのみあったので、
STANTONは出力デカイですから、少し期待してはいたんですが、
なかなか良い結果でした。GrooveMasterは楕円針ですので、スクラッチなどは無理ですので
やはりTrackMaster.V3のチェックをやってみたいです。
NumarkCS-1 |

マイナーなので、期待してませんでしたが、以外に波形がでかくてビックリ!
コストパフォーマンスもかなりGOODですね!
NumarkさんのWebサイトを見ると、2011年9月にプライスダウンしてました。¥6,300
マイナーなので、楽天出店のSHOPの売価がどこも高いままですが、
結構相性も良さそうで、コストパフォーマンスも良いようです。
DJ DRAGON的にランキングをつけると
1,STANTON GrooveMaster.v3(※注-楕円針)
2,Numark CS-1
3,ortofon S-120
4,ortofon DIGITRACK
5,SHURE M44-7
6,ortofon Q-Bert
7,ortofon Scratch
8,ortofon DJ S
9,STANTON 680.V3
10,SHURE M44-G
11,ortofon PRO S
12,TONAR BANANA

こんな感じでしょうか?
かなり意外ですよね!
M44-7の位置が難しいんですが、ここかな?
番外編ですが、
ortofon DIGITRACKに、Scratchの針をつけてみたんですが、

これが、以外に良い結果でした。
ホントにたまたまかもしれません・・・
鵜呑みにしないでくださいね。
他のカートリッジと針の組み合わせも面白いかもです。
DJ TechToolsさんのサイトでも以前同じような特集をやっていましたので、そちらも参考にしてみてください。
今回の結果と少し違うものもあるようなので、個体差もあるのかもしれません。
やはり、STANTONのTrackMasterよさそうなので、試してみたいですね。<追記>
STANTON TrackMasterがチェックできたので、アップ!!
|

結構期待して針を置いてみましたが、期待していたほどではなかった・・・
OrtofonのScratchとQ-Bertの中間でしょうか?
それでも価格で比較するとかなり良いカートリッジなのは間違いないです。
2本チェックしましたが、波形はほぼ同じでした。
最終のまとめ画像。

1,STANTON GrooveMaster.v3(※注-楕円針)
2,Numark CS-1
3,ortofon S-120
4,ortofon DIGITRACK
5,SHURE M44-7
6,ortofon Q-Bert
7,STANTON TrackMaster.v3
8,ortofon Scratch
9,ortofon DJ S
10,STANTON 680.V3
11,SHURE M44-G
12,ortofon PRO S
13,TONAR BANANA
こんな感じでしょうか?
円錐針だとNumarkのCS-1が一番良かったと言う面白い結果。
他にも試して欲しいカートリッジ等ありましたら
コメント欄に記入お願いします♪
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